この度の台風被災に対し
心よりお見舞い申し上げます。
足早に過ぎ去った台風21号は
想像を絶するほどの
被害をもたらしました。
神様はまた私達に
試練を投げかけたようです。
へこたれたりしません！
立ち上がってみせます！
いつか元の姿に戻った時に
あんな事もあったなぁ～と
振り返るための備忘録として
この記事を残します。
Contents
被災翌日の状況
台風一過の晴天に恵まれましたが
その天気とは裏腹に
関西国際空港には
暗澹たる空気が流れています。
鉄道＆道路
関西国際空港のある空港島と
対岸の泉佐野市とを結ぶ
空港連絡橋にタンカーが衝突。
南側の橋脚が損傷した影響で
鉄道(JRおよび南海)
自動車道ともに通行止め。
既に空港島内にいる車両は
通行止めが解除されるまで
足止め状態です。
海上アクセス
神戸空港⇔関西国際空港を
30分で結ぶ高速船
ベイ・シャトル。
台風の影響で欠航していましたが
早朝6時より
臨時便として運航を再開。
これにより
空港で不安な夜を明かした
搭乗客をはじめとする
3000人以上の人々は
空港島から脱出可能に。
※臨時便の料金は無料
滑走路
A滑走路(3500m)
B滑走路(4000m)
ともに閉鎖中。
全便欠航となっています。
空港連絡橋の事故現場
衝突したのは石油タンカー
宝運丸(ほううんまる)
全長89m・2591トン
関西国際空港で
積み荷の航空燃料を下ろした後
連絡橋南側の海上で
イカリをおろして停泊中に
台風の風で流されたそうです。
イカリをおろしていた船が
風に流されただけで
これだけの惨事になるというのは
想像を絶するものがあります。
関西国際空港で観測された
最大瞬間風速は58.1m。
これは観測史上最大でした。
宝運丸が衝突したのは
関空側から20m付近。
船体の右舷側を連絡橋に
こすりつける形で衝突しています。
ぶつかった衝撃で
道路が完全に切断されました。
道路標識などが折れ曲がり
柱の一部が線路に
覆いかぶさっています。
石油タンカーの乗組員に怪我はなく
タンカーからの燃料流出も
なかったそうですが
連絡橋の被害は甚大です。
空港連絡橋を管理する
NEXCO西日本によると
復旧の見込みは立っていない
との事。
緊急措置開始
タンカー衝突による
被害をかろうじて免れた
北側(上り車線)を利用して
関西国際空港にとり残された
人の救助や物資の輸送などを
開始しています。
但し、一般車両については
通行止め措置が続いています。
また、関西国際空港と
南海電鉄泉佐野駅を結ぶ
シャトルバスの運行も
はじまりました。
浸水被害の状況
A滑走路の一部以外は
完全に浸水しています。
角度を変えて見てみましょう。
さらにアップで…。
第2ターミナルやB滑走路は
大きな被害はなさそうですが…
第1ターミナル側の被害は
かなり深刻です。
搭乗ゲートブリッジまで
波が押し寄せています。
北ウイングの様子。
ちなみに
第1ターミナルビルの内部は
ほとんどのフロアーが
停電しています。
がんばろう関空！
この度の台風被災により
空港内にとり残された
およそ3000人のお客様。
関西国際空港へのフライトが
欠航になったため
足止めされたり
他の交通機関に振り替えられた
たくさんのお客様。
改めてお見舞い申しげます。
9月5日(水)の時点では
関西国際空港の再開の目途は
たっておりません。
これから関西国際空港を
発着する予定のお客様は
さぞかし不安な事でしょう。
※モスもその内の一人です
少なくとも
本日発着予定だったお客様は
予期せぬ出来事に
とまどいながらも
必死に対処された事でしょう。
海外から帰国便に搭乗する方は
言葉の問題もあり
尚更大変だったはずです。
この状況がいつまで続くかは
神のみぞ知るところですが
一日も早い再開に向けて
昼夜問わず作業にあたられる
関係者の皆様のご苦労も
忘れてはなりません。
ともに応援しましょう！
がんばろう関空！
まとめ
空港閉鎖によって
影響を受けた多くの皆様…
今後、影響を受けるかも知れない
未知数の皆様…
とても理不尽で辛い出来事ですが
私達の大好きな関西国際空港は
いつか必ずよみがえります！
今回の試練を乗り越えて
一回りも二回りも大きく強く
そして優しくなる事でしょう。
今、私達にできる事は
復旧作業の邪魔をせず
静かに待つ事しかありません。
どうか関空を
嫌いにならないで下さい。
どうか関空を
応援してやって下さい。
いつか元気になった関空で
お会いできるのを
楽しみにしています。
尚、この記事で使用した画像は
FNN.jpプライムオンライン
の映像から引用しています。
最後にもう一度…
がんばろう関空！
それではまた～(=^・^=)
