早速ですが、皆さんは、たびレジをご存じでしょうか?
たびレジとは・・・
たびレジとは、海外旅行に行かれる方が、あらかじめ外務省に旅行日や訪問地等を登録しておく事で、いざという時に在外公館などから緊急時情報提供を受けられる、というサービスです。
緊急時情報とまでいかない、小さなリスクがある場合にも、情報提供を受けられます。
この様に、旅行者にとって、とても有益なサービスで、モスも、ありがたく利用させていただいています。
しかし、そのありがたいサービスを、受けられない場合があるのです。
それは、たびレジに登録する為には、宿泊施設の名称と電話番号を入力しなければならない、という規定があるからです。
モスが海外へ渡航するのは、格安航空券が安値で入手出来た場合のみです。
しかも、モスの場合、飛行機に乗る事だけが目的なのと、まとまった休みが取れない事から、週末弾丸渡航になる事が多く、0泊2日や0泊3日というスケジュールになりがちなのです。
韓国の仁川国際空港、中国の上海浦東国際空港、マレーシアのクアラルンプール国際空港、シンガポールのチャンギ国際空港、など、24時間オープンの空港なら、時間を問わず空港内で快適に過ごす事が出来ますので、滞在時間に余程の余裕がない限り、宿泊施設は確保しません。
同じ韓国でも、釜山金海国際空港は24時間オープンではありませんので、近隣の安いゲストハウスを事前に予約しています。
ですので、釜山金海国際空港から入国する場合は、入国審査の際に提出する入国カードに、いつもきちんと宿泊先の名称と電話番号を記入しているのですが、仁川国際空港、上海浦東国際空港、チャンギ国際空港、などから入国する場合、大抵、モスの入国カードの宿泊先記入欄には(DAY TRIP)=(日帰り)とだけしか記入していないのです。
それでも、各国の入国審査には何ら問題はないのですが、問題なのが、先に述べた、たびレジへの登録です。
たびレジには、パスポート番号○○○○、氏名○○○○、訪問国○○、訪問都市○○、主な目的地○○、旅行期間○月○日~○月○日、宿泊先○○○、電話番号○○○○、を届ける必要があります。
「こういう者が、この期間、ここを訪問し、ここに滞在していますので、万が一の際は宜しくお願いいたします。」という事なのでしょう。
しかし、宿泊先を確保しないで旅立つ場合、記入すべき欄を埋められない為、たびレジへの登録が出来ないのです。
しかし・・・
なんと、たびレジのシステムが、2017年5月1日より、簡素化されているではありませんか。
今まで、入力が必須だった、パスポート番号、漢字姓名、目的地、宿泊先、が、入力不要になっています。
これなら、宿泊施設を確保しない0泊2日や0泊3日の弾丸トリップの際にも、たびレジから渡航先の情報を受ける事が出来ます。
モスの様に、飛行機に乗る事が唯一の目的で、しかも0泊2日や0泊3日の弾丸トリップ、などという酔狂な方は、まずいらっしゃらないと思いますが、最近では、LCCを利用して海外日帰り旅行に行かれる、といった方が、少しずつ増えている様に思います。
その様な旅行スタイルが定着しつつある事から、新しいニーズに応じる為、今回の簡素化に至ったのかも知れませんね。
いずれにしても、旅行者にとって、本当にありがたいシステムになりました。
いかがでしたでしょうか。
日程や行先に関係なく、海外に行かれる全ての方が恩恵を受けられる様になり、ますます便利になった、たびレジ。
海外へ行かれる際には、たびレジへの登録をお忘れなく。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
それではまた~(=^・^=)